無職アラサー喪女のオワタ劇場

内向的コミュ障のアラサー喪女が、社会からドロップアウトして、愉快な家族と自堕落に過ごす日常をお届けします(*^^*)

父とポケモンGO(勉強編)

私の父はポケモンGOに取り憑かれている。
父は自分はガチ勢ではないと言い張るが、私にはそうは見えない。
トレーナーレベルは現段階で最高の40だし、レベルが解放されたら41にはなっているはずだ。(あとちょっとで42らしい。父談。)
イベントには十中八九ジョインしているようだし、仕事帰りに街中の駐車場を借りて2時間ほど強敵に挑む日もある。休日も街のフィールドまで飛び出していたため、ゲームのアイテムには課金せずとも「駐車場課金」状態であることには違いない。


父がポケモンGOを始めたのは2017年の冬。ガラケーからスマホに変えたタイミングで、流行りのゲームをやってみようとダウンロードしたのがきっかけだ。ポケモンGOが配信されてから始めるまでの半年分の遅れを取り戻すように、父は日々「勉強」に励んでいる。(父が「勉強」と呼んでいる。)


YouTubeの動画や攻略サイトを見て情報収集

父は、仕事から帰るとまずは入浴、その後夕飯のお供にYouTube、さらに晩酌のつまみにYouTubeというルーティンで生きている。
彼にとってのスマートフォンとはポケモンのための道具であり、基本的にはポケモンの情報収集にしか使わない。(LINEすら入れていない。)
何度叱責してもイヤホンを付けずに大音量で動画を見るため、それを聞かされている家族は、御用達の「やまだちゃんねる」と「はっちゃんねる」の名前を覚えてしまった。


モンスターボールの素振り

いつでもどこでもボールを投げる。ご飯を食べているときも、テレビを見ているときも、頭の中にはフィールドが広がっているのである。


③手持ちポケモン個体値メモ

個体値チェッカーが流行っていた頃の話だが、15×10cmのメモ紙14枚(今数えた)に3mmほどの小さな字で隙間なくぎっしりデータを記録していた。

私は前の職場で、字の大きさがWordでいうと「3」だねと言われたことがあり、父の字は大きさという部分で私の字に遺伝しているようだった。(話が逸れてしまった。)


ポケモンGOにアクセスできなくなったら困るため、3年前に買ったほぼ御臨終のスマホを保冷剤でゾンビ化させながら使い続ける父。
間違えてポケモンGOをアンインストールしてしまい、途方に暮れて一筋の涙を流す父。


それでもあなたは、

ポケモンGOのガチ勢じゃないと言い切れるの?



そうは言っても熱とは熱い方から冷たい方へ移るようで、

私のトレーナーレベルももうすぐ36になる。


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